動物病気 犬
   キッ チン ちゃん
     
   ・ミニチュアダックス  
(♂)
   ・5歳
硬口蓋裂 軟口蓋裂

 臆病者のキッチンちゃんは、そっと寄り添ってきて、助けを求めるような表情で見ます。こわがりさんなので、大きな物音がしたり、怖いことがあると、びっ くりしてしまいます。目と目が少し離れていて愛嬌があり、又、端正な顔立ちをしています。

 ある日、嘔吐と吐血をしました。夜中に連れてきて診察を受けました。よく見ると、上の口蓋に裂け目があり、穴が開いた状態でした。慢性的な胃炎もありま した。思い返すと、以前から鼻水やくしゃみ、そして口臭がありました。このままにしておくと、他の病気を引き起こす可能性があり、今後の為にも、手術を受 ける事にしました。口の中の手術なので、術後はしばらく口からの食事はできませんでした。ごはんの時間になると、首につけているチューブから1日4、5回 に分けて入れてあげます。初めての事なので、大変でした。ミキサーにかけて混ぜ、水を人肌に温め、手間のかかる用意を根気強く続けました。1週間ほどは寝 ていることが多かったそうですが、口から食事が取れるようになってきて、チューブを外してもらいました。やっとチューブが取れた時には感動したそうです。

 今回の事で、たくさん甘やかしてしまいました。犬が苦手なのも、臆病で吠えたりするのも、しつけが足りなかったと思い、キッチンちゃんをドックランに連 れて行きワンちゃん達と交流させようとしますが、サークルの角にきゅっと小さく丸まってしまいます。ランどころか動こうとしません。人間を見かけると寄っ ていって足元にちゃんと座っています。犬との交流には時間が必要なようですが、人間にかわいがられれば満足なキッチンちゃんでした。


当ページは、動 物たちの闘病生活を振り返っていただいたものです。
同じようなご病気でお悩みの方のご参考になれば幸いです。

動物手術センター: 044−433−5005


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