椎 間板ヘルニア

椎間板ヘルニア は、椎間板の円板が脊髄側に突き出して脊髄を圧迫して起こる疾患で、その突出の度合いや場所により痛みや様々な運動 障害を引き起こして来ます。特にダックスフンドやビーグルなどは、軟骨異栄養症という遺伝的な疾患により生後6ヶ月位から変性を起こす事が知られてい ます。
最初のサインは、動きたがらなくなったり、 痛みから始まります。そして進行すると後肢のふらつきや麻痺、排尿障害などに進行していきます。
予後に大切なのは、早期の診断と治療です。診断は、神経学的検査と麻 酔下でのレントゲン検査(脊髄造影)、CT検査です。
治療は、検査を進めながら脊髄の腫れをひか せる点滴治療と早期の手術です。

椎間板ヘルニア
治療例

ケース1椎間板ヘルニア 犬
ケース2椎間板ヘルニア 犬
ケース3椎間板ヘルニア_NEW
ケース4
ケー ス5(劇症型)
ケース6
ケース7
ケース8
ケース9
ケース10
ケース11
ケース12
ケース 13
ケース 14
ケース15
ケース16
ケース17
ケース18(劇症型)
ケース19
ケース20
ケー ス21
ケース22
ケース23
ケース24
ケース25
ケー ス26
ケー ス27(頚 部椎間板)
ケース28(劇症型)

<脊髄疾患の症状の進行過程について>

脊髄疾患(主に椎間板ヘルニア)は、まず痛みから始まり、その後、脚の裏を地面に着く感覚がなくなり(固有位置感覚)、皮膚の痛み感覚が無くなり(浅部感 覚)、更に進む と骨を強くつまんでも痛みを感じなくなります(深部感覚)。そして最終的には、自力排泄が出来なくなります。

痛 み

CP 消失

SP 消失

DP 消失

排 尿困難

・ CP(固有位置感覚)消失・・・歩行のバランスがくずれてきます。
・ SP(浅部感覚)消失・・・・・・・足の先を軽くつまんでも痛みを感じません。
・ DP(深部感覚)消失・・・・・・・足先を強くつまんでも、痛みを感じなくなっている状態です。この状 態にな                       り、時間 が経つと、回復する可能性が低くなり ます。

椎間板ヘルニア
≪治 療法≫


・内 科療法・・・疼痛時 のみ

・手術療法・・・疼痛時、歩行障害、起立不能



頚椎および頚髄の横断図_椎間板ヘルニア病気説明 椎間板ヘルニアCT図_椎間板ヘルニア突出部分が髄液を塞いでいる
CT−スキャンによる椎間板ヘルニア             
突出部分が髄液を塞いでいます