あいちゃん
  
  ・ミニチュアダックス
  ・8歳  メス

 
緑内障 角膜潰瘍

 あいちゃん の目の不自由さに気付いたのは4年前。近所の病院で先天性の問題の為、また、血が固まりにくいので手術は危険との診断を受け、点眼治療が続け られてきました。
 
 眼が不自由になってから、あいちゃんは幾つかの出会いと別れを経験しています。あいちゃんを一番可愛がっていたのは、いつも一緒にいたお母さん。しか し、残念ながらお母さんはあいちゃんを残して亡くなってしまいました。お母さんの死後、あいちゃんの世話はお父さんと息子さんの役目です。ところが2年前 にお父さんが、今年から息子さんも転勤となり、あいちゃんは親戚のおうちに預けられることになったのです。

 眼を心配された方は、以前にご自分の動物を来院した経験のある当院に、はるばる四国から診察にいらっしゃいました。検査の結果は左右緑内障、左角膜潰 瘍。眼の 機能を完全に失い、強い痛みもある為、眼の摘出が提案されましたが皆様の意見は「シニアの段階に入ったあいちゃんに2つの眼が揃った状態で 残りの生を全うさせてあげたい。」というもの。一方、「少しでも痛みがなくなり、あいちゃんが楽になるのなら摘出を行うのも良いのではないか?」と考えた のは息子さん。話し合いの結果、ひとまず角膜潰瘍療として瞬膜で眼帯のように角膜を覆う手術を行い、経過を見ることになりました。

 エリザベスカラーだけでの眼の保護が心配で、あいちゃん用のサングラスを用意した友人。休日を利用して術後初めての検診にいらした飼主さん。あい ちゃんは多くの人に愛され治療を続けています。眼が不自由な分、あいちゃんは親しみのない場所に大きな不安を感じてしまうそうです。病院までの長距離移動 も今は辛いものかもしれません。この通院が一日も早く、飼主さんとの楽しい小旅行だと感じられる日が来ることを願ってやみません。


当ページは、動 物たちの闘病生活を振り返っていただいたものです。
同じようなご病気でお悩みの方のご参考になれば幸いです。

動物手術センター: 044−433−5005

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